今日は、前回の続きを書こうと思います。
前回は、血糖値が上がる仕組みをわかりやすく説明してみました。
(まだ読んでない方は、
「血糖値が高いと言われたら…血糖値の基本のお話」読んでみて下さいね!)
チョッピリ糖のことが分かったところで「果糖」のお話です。
「果糖」って聞いたことありますか?
漢字からイメージできると思うんですけど、果物に多い糖です。
でも果物にしか入っていないわけではなくって
砂糖はブドウ糖と果糖がひとつづつくっついたもの、です。(↓図参照)
だから、砂糖にも果糖が含まれています。
さて、前回の記事で、血糖値に直接関与しているのはブドウ糖だけで
他の「単糖」は血糖値を直接上げない、と書きました。
だったら朗報!血糖値を上げないんなら「糖尿病でも食べてええんや!」ってなりますよね。
実際に《果糖は血糖値を上げないから体に良い》とか
《果糖は速やかに代謝されるから良い》なんて指導する方もいるようですし
GI値主軸での栄養指導は、果糖を無視した数値なので、私は危険だと思っているのですが…
実際のところはどうなんでしょか??
実は、果糖はブドウ糖とは代謝経路が違うため
血糖値は上げませんが、ブドウ糖に比べて中性脂肪に代わりやすいんです。
その結果、肥満に繋がってしまうと言われています。
だから、血糖値に関与しないからと言って、たくさん食べていいものではないんですね。
と・く・に!!
「果糖ブドウ糖液糖」これ、厄介です。
どこにでも入っているので、気づいてない人がほとんどだと思うんですが
あなた、今朝、納豆を食べたなら、それもう食べてます。
そう、納豆のタレにさえ入ってるヤツなんです。
めんつゆ、ポン酢、ドレッシング、焼肉のタレ、白だし、、、
市販の液体ものはほぼ全部に入ってますものね。
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もう一つ、果糖には注意しなきゃいけないことがあるんです。
それは、血糖値を上げない=お腹いっぱいのサインが刺激されないってこと。
アイスクリームやジュースなんかにも入っちゃってますから
アイスクリームはバケツで食べられちゃうわけです。笑・・・笑えないか。
ここからは少し専門的になりますが、果糖はブドウ糖よりも
タンパク質糖化反応(メイラード反応)が数倍強いと言われています。
糖化反応について詳しく図解したブログはコチラ↓
(2014年の記事で、妊婦の私が載ってます!)
糖尿病の指標となるHbA1cもヘモグロビンが糖化されたもの、なんです。
ですので、結論を言うと「果糖だから大丈夫」ということはありません。
これは血糖値コントロールが必要な人も、そうでない人もポイントになります。
美容と健康に、いや、老化と病気に「糖化」「終末糖化産物AGEs」が関わっている事が
確実にこれからもっと注目を浴びますからね!!
老化と病気…いやな響きやなぁ…
うん、やっぱり美しく元気でいたいものですね!!
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